イベントその他関連情報(Autres Informations)

2022年5月31日 09時12分 [広報委員会]

ウィリアム・マルクス先生講演会(東京大学)

イベント

講演会
Le cours de poétique de Valéry : un monument enfin publié
ヴァレリーの詩学講義 ― ついに刊行された記念碑

講師 ウィリアム・マルクス
(コレージュ・ド・フランス教授)

ポール・ヴァレリーは、1937年から1945年にかけて、コレージュ・ド・フランスで8年間、詩学講義をおこないました。今日にいたるまで一度も刊行されなかったために、この講義は文学批評史における神話的存在となっています。待望の講義録が、今秋、ガリマール社から、ついに2巻本で刊行されます。詩学講義が、実際にはヴァレリーの最後の偉大な作品であったことがやがて理解されることでしょう。彼のあらゆる思考の集大成がそこで実現されているだけでなく、20世紀思想史の大きな思潮が、啞然とさせるような規模で映しだされ、その出現が予告されています。編者であるウィリアム・マルクス先生にその概要をお話しいただきます。

通訳なし・入場無料・予約不要
日時 2022年6月8日 18 : 00~20 : 00
場所 東京大学本郷キャンパス 法文1号館 214教室
主催 フランス語フランス文学研究室

添付ファイル(PDF):
220530 Conference-marx fin2 (jpeg ver).pdf

2022年5月27日 09時12分 [広報委員会]

アントワーヌ・コンパニョン講演会

イベント

講演会
La Vie derrière soi. Sur le style tardif
人生の黄昏に ― 晩年様式をめぐって

講師 アントワーヌ・コンパニョン
(アカデミー・フランセーズ/コレージュ・ド・フランス名誉教授)

作家としての人生をいかに終えるか。文学は本質的に死や喪や憂愁と結びついています。これこそモンテーニュからバルトにいたる導きの糸です。ところが、物書きの晩年の作は、これまで画家や音楽家の老境のスタイルほどには興味を惹きませんでした。画家や音楽家のほうが、手や眼や耳など身体の衰弱に影響される度合いが大きいからです。「ある年齢になったら仕事をやめねばなるまい、どんな人間も衰えていくものだから」―プッサン最後の数枚の絵を前にベルニーニはそう宣告しています。本講演では、作家の老いと、晩年の作品の評価の問題を考えます。

司会 中地義和(東京大学名誉教授)

(入場無料・同時通訳付)
日時 2022年6月21日 18 : 00~20 : 00
場所 日仏会館1階ホール
主催 日仏会館・フランス国立日本研究所
https://www.mfj.gr.jp/agenda/2022/06/21/compagnon/index.php
*参加にはホームページのイベント・カレンダーから予め申し込みが必要です:https://www.mfj.gr.jp/index_ja.php

添付ファイル(PDF):
アントワーヌ・コンパニョン講演会.pdf

2022年5月24日 08時21分 [広報委員会]

ヴィリエ・ド・リラダンとフランス象徴主義

イベント

人文研アカデミー2022
「ヴィリエ・ド・リラダンとフランス象徴主義──『残酷物語』と『未来のイヴ』が現代に語りかけてくるもの」

日時:2022年6月11日(土)15時〜18時

プログラム:
田上竜也(学習院大学)「『残酷物語』を読む──風刺と構成の美学」
木元 豊(武蔵大学)「『未来のイヴ』と/における超越」

コメンテーター:中筋 朋/福田裕大/野田 農
司会:森本淳生
会場:京都大学人文科学研究所本館 大会議室

URL :
https://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/symposium/zinbun-academy-2022-06-11.html

本シンポジウムは対面・ウェビナー併用で開催します。ともに上記URLより申し込みをお願いいたします。

2022年5月20日 09時01分 [広報委員会]

愛媛大学法文学部(フランス言語文化)教員公募

募集

愛媛大学法文学部において、教員(講師)1名の公募を開始しました。

[ 専門分野 ]フランス語・フランス文学などの「フランス言語文化」
[採用予定日]2023年4月1日
[応募〆切日]2022年7月19日(必着)

詳細については下記いずれかをご参照ください。

JREC-IN:
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D122050715&ln_jor=0

愛媛大学公式サイト「お知らせ」ページ:
https://www.ehime-u.ac.jp/to_20220517_france/

2022年5月19日 08時37分 [広報委員会]

奈良女子大学研究院人文科学系(言語文化学領域)教員公募

募集

奈良女子大学研究院人文科学系(言語文化学領域)では下記のとおり教員を公募しています。

[募集職名・人員]  准教授または講師 1 名
[専門分野] フランス語圏の文学・思想・文化
[採用予定日]2023年4月1日以降
[応募締切日]2022年7月8日(金)必着

公募要領の詳細については、下記のサイトをご覧ください。
http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/recruit/

2022年5月19日 08時33分 [広報委員会]

ボードレール・シンポジウム及びコンサートのご案内(日仏会館)

イベント

日仏シンポジウム「ボードレール 詩と芸術」(芸術照応の魅惑 5)

来る6月18日(土)、19日(日)の両日、日仏会館ホールにて、上記の催しがオンライン配信を合わせたハイブリッド方式で開催されます。それに先立って6月2日には、同じ会場で「ボードレール・コンサート」が開催されます(会場のみ)。(今後、コロナ状況が急に悪化した場合には、開催形式や日時を変更させていただく可能性があります。)
コンサートへの参加お申し込み開始は、会館会員は5月24日正午、非会員の方は25日正午、シンポジウムへの参加お申し込み開始は、会員・非会員とも5月25日正午です。
以下のサイトから入り、Peatixサイトを通じてお申し込みください(開始前は「チケットがありません」と出ます)。

「ボードレール・コンサート」(フランス音楽の夕べ)
  6月2日(木): https://mfjtokyo.or.jp/events/concert/29220602.html

「ボードレール 詩と芸術」(日仏シンポジウム「芸術照応の魅惑 5」)
  6月18日(土): https://mfjtokyo.or.jp/events/symposium/20220618.html
  6月19日(日): https://mfjtokyo.or.jp/events/symposium/20220619.html


添付ファイル(PDF):
ボードレール・シンポジウム及びコンサートのご案内(日仏会館).pdf

2022年5月3日 10時32分 [広報委員会]

国際若手研究セミナー(LabEx Comod主催)のご案内

イベント

LabEx Comod(エクセレンスラボ Comod)〈近代の形成に関する思想・政治・宗教史研究センター〉主催「国際若手研究セミナー第4回」が開催されることになりましたので、プログラムをご案内します。

開催日時:
2022年5月6日(金)、20時(日本時間)〜

セミナー内容:
・Yurie Sugawara (Université de Tokyo)
 "Le sentiment intérieur chez Rousseau"
・Alexandre Brisson (Université de Montréal)
 "La Monadologia physica de Kant et la controverse sur les monades de l’Académie de Berlin"

聴講をご希望の方は、以下の「お問い合わせ先」までご連絡ください。
お問い合わせ先・逸見龍生(担当・飯田賢穗) paedia.encyclo@gmail.com

(基盤研究(B)「フランス『百科全書』と学知の再編—本文批判論の総合的研究」(代表・逸見龍生)研究課題番号:研究課題/領域番号21H00514)
添付ファイル(PDF):
Séminaire doctoral international sur les Lumières des sciences.pdf

2022年4月29日 21時49分 [広報委員会]

京都大学人文科学研究所教員公募(女性限定)

募集

京都大学人文科学研究所では准教授1名を公募しています。

[研究分野] 18世紀ヨーロッパの思想・文学・文化
[採用予定日]2023年4月1日以降
[〆切]   2022年6月3日

(公募のURL)
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2022-04/220603-1630-3c6e9119224fb97e5ecb201c95b7cd89.pdf

(JREC-IN)
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D122041518&ln_jor=0

2022年4月28日 07時36分 [広報委員会]

鈴木信太郎記念館新展示:生誕180年記念『ステファヌ・マラルメ詩集』

イベント

豊島区立鈴木信太郎記念館では、5月5日(木・祝)より約1年間、常設展示内「信太郎の愛蔵書」コーナーにて、フランス象徴主義を代表する詩人で、今年生誕180年を迎えたステファヌ・マラルメ(1842-1898)に関する展示を行います。詩人の生前唯一の総合詩集『ステファヌ・マラルメ詩集』(1887年/複製)をはじめ、信太郎の主著のひとつ『「ステファヌ・マラルメ詩集」考』(1943年学位論文として東京帝国大学に提出)の自筆準備ノートや原稿、世界的に著名なマラルメ研究者で外科医でもあったアンリ・モンドールが信太郎に贈った詩人自筆の四行詩(初公開)など、マラルメに生涯魅せられた信太郎ゆかりの品々をご紹介します。皆様のご来館をお待ちしております。

【会期】2022年5月5日(木・祝)から  
【開館時間】9:00~16:30
【休館日】月曜日(祝日が重なる場合は翌日も)、第3日曜日、祝日(5月5日は開館)、年末年始
【HP】https://www.city.toshima.lg.jp/129/2204221021.html
添付ファイル(PDF):
【チラシ】『ステファヌ・マラルメ詩集』.pdf

2022年4月11日 10時49分 [広報委員会]

『ヴァレリー研究』第10号刊行

その他

『ヴァレリー研究』第10号を刊行しました。ヴァレリー研究会HP上にて閲覧可能です。どうぞご覧ください。https://www.paul-valery-japon.com/blank-2


主な内容は次のとおりです。

 

Évanghélia Stead : In Memoriam Édouard Gaède (1930-2020)                           

Bibliographie d’Édouard Gaède


論攷

Édouard Gaède : Petit commentaire du « Cimetière marin » de Valéry

Kunio Tsunekawa : Le contexte historique dans lequel vit le jour « Le Yalou »

Document 1 : « Mon Odyssée en Europe » par Sheng Cheng, Chapitre 12, traduit en français par Kunio Tsunekawa

Document 2 : Études chinoises à Paris par Cheng Tcheng, traduit en français par KunioTsunekawa

Document 3 : Kunio Tsunekawa, Quelques notices biographiques supplémentaires à propos de la vie de Cheng Tcheng


書評

恒川邦夫 : Paul Valéry, « Le Yalou » suivi de «Orient et Occident », édition, présentation et dossier documentaire par Florence de Lussy, Le bruit du temps, 2020.

塚本昌則 : 現実の島と象徴の島:恒川邦夫『サン=ジョン・ペルスと中国──〈アジアからの手紙〉と『遠征』』(法政大学出版局、2020年)
中筋 朋 : ヴィリエ・ド・リラダン『残酷物語』(田上竜也訳、水声社、2021年)